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みどり先生のおくすりメモ - お薬にまつわる疑問、誤解を現役の薬剤師さんからアドバイス みどり先生のおくすりメモ - お薬にまつわる疑問、誤解を現役の薬剤師さんからアドバイス

お薬にまつわる疑問、誤解を現役の薬剤師さんからアドバイス

※過去に連載していた記事を再掲載しています。

花粉症について

今回は、お父さんお母さんも苦しんでいる花粉症についてお話をします。
花粉症とはある特定の花粉が目に入ったり鼻から吸い込まれたりすることによって起こるアレルギー反応のことを言います。原因となる植物の花粉は様々ですし、個人ごとに反応を起こす花粉は別々です。代表的なものがよくお聞きになるスギ花粉ですね。日本人の5~10人に1人がスギ花粉症とも言われています。去年まで何ともなかったのにいきなり花粉症になったという話はよく聞きますが、それはコップからあふれ出る水に例えられます。それぞれの人が自分のコップを持っていて、長年かけて反応を起こす物質に接触していると、ある時少しづつたまっていたアレルギー反応が一気にあふれ出てしまったその時から症状が出てしまうというわけです。そういう理由で以前は、小児に花粉症はないと言われていましたが、最近小児スギ花粉症はすごく増えているみたいです。原因としては、飛散するスギ花粉の増加やダニや排気ガスなどの様々な環境汚染物質の粒子によるもの、食生活やライフスタイルなどの要因が複雑に絡み合っていると専門の先生方はおっしゃいます。典型的な症状は、繰り返すくしゃみ・水鼻・鼻づまりが認められ、咳・いびき・頭痛や倦怠感を訴える事もあります。治療として、飲み薬はアレルギーのお薬と鼻・粘膜の炎症止めや鼻づまりのお薬を服用します。それでもひどい時には、組み合わせられるアレルギー剤を一緒に使ったり、他の方法として鼻にシュッシュッと入れる点鼻薬や目のかゆみ用の目薬もあります。昔のアレルギー剤はかなり眠気もあったものが多かったのですが、最近では眠気の少ないタイプや朝夕のみもしくは、夕のみ(又は寝る前)にというタイプのものがあります。かなりバリエーションも多いのでどう組み合わせるかは医師と相談しながらにしてください。基本的な治療方法は大人も変わりません。このつらい時期を上手に乗り切ってください。

アレルギー家族の我が家の息子も今年、花粉症デビューの様子…。長いなぁ~ かわいそっ!!

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